2021年9月4日に放送された回のまとめです。
講師は、東京農大大学教授 前橋健二先生です。
ビタミン・ミネラルが多い発酵食品は、
①便秘の改善
②血圧・コレストロールを下げる
③美肌
等の効果を期待できると言い、注目されています。
手軽に自作でき、中には夜仕込んで朝食べられるものもある5つの発酵食品を紹介します。
材料の米こうじはスーパーで買えますし、料理用温度計は100円均一でも買えるそうですよ!
①砂糖を一切使わない甘酒
①水240mlを鍋で60℃になるまで温める。
②米こうじ200gを入れ65℃まで温める。※70℃以上にすると甘くならないので注意。
③魔法瓶に入れて9時間後に完成。飲むときは2~3倍に薄めてよくかき混ぜて飲みましょう。
※冷蔵庫で3日間保存可能
疲労回復など冬だけでなく夏にもぴったりの飲み物です。
② 砂糖を一切使わない発酵あんこ
①小豆100gと水300mlを鍋に入れ、弱火で約1時間煮る。
②小豆が指でつぶれるようになったら、火を止め65℃になるまで冷まして 米こうじ100gを混ぜる。
③魔法瓶に入れて8時間後に完成。
※冷蔵庫で1週間保存可能
小倉トーストがオススメ☆ 甘酒同様、甘すぎないやさしい甘さになるんだそうです。
甘酒と発酵あんこを合わせてお汁粉にしてみても良いそう。
③米こうじもいらない水キムチ
①火を使わないので、食材は水でしっかり洗う。
②米のとぎ汁500mlと塩小さじ3砂糖、小さじ1を鍋に入れ、沸騰直前まで温めたら常温になるまで冷ます。
③皮をむかないりんご1/4個としょうが1/2片のスライスを常温になった②に入れ、しばらく置く。
④白菜1/4個、にんじん1/2本、きゅうり1本を切って塩を混ぜ、10分揉む。
⑤④を水気を絞って保存容器に入れ、とぎ汁をすべて入れて、直射日光が当たらない常温で
夏は半日、冬は2日置く。
⑥泡が出てくるので冷蔵庫で3日追い発酵して完成。
※冷蔵庫で1週間保存可能
普通のキムチより乳酸菌が多いのだそうです。米のとぎ汁で発酵するなんて驚きですね。
漬物感覚でパクパク食べれますし、冷麺に入れるとまたおいしそうですね。
④塩でできる発酵玉ねぎ
①玉ねぎ400gを水でよく洗い、みじん切りにする。
②ジップロックなどのジッパーバックに塩12gと共に入れ、揉む。
③水100mlを入れ、空気を抜き口を閉じる。直射日光が当たらない常温で夏は1日、冬は6日置く。
④汁が白くなり、辛みが抜けて酸味が出たら完成。
※冷蔵庫で1週間保存可能
納豆や味噌汁等に入れたり、薬味として使いましょう。血液サラサラ効果もある玉ねぎを効率良く摂取できますね。
⑤ 前橋先生もおいしいと絶賛ピスタチオ味噌
①薄皮を剥いたピスタチオ300gを水に半日つける。
②鍋で3時間茹でたらお湯を切り、潰したら米こうじ400gと塩150mlを入れ混ぜる。
③ ジップロックなどのジッパーバックに詰め、空気を抜く。
④水が入ったペットボトルなどで重しをし、直射日光が当たらない所で2ヶ月置いたら完成。
※冷蔵庫で半年保存可能
きゅうりにつけて食べたり、生野菜に合いそうですね。おもてなし料理に使えそうです。
☆発酵で新発見!酢酸菌のパワー
これまで乳酸菌は、アトピー性皮膚炎や花粉症、ハウスダストなどのアレルギー改善に効果があるとされてきました。
それがこの度、お酢を作るときに使う酢酸菌が、乳酸菌よりも10倍アレルギー改善に効果があることが発見されたのだそうです。
また、その酢酸菌と乳酸菌を同時に摂取することで、さらに約2倍アレルギー改善に効果があのだそうです。
酢酸菌と言えば、ナタデココ 。ナタデココヨーグルトを食べることで、
☆10日間の発酵生活
番組では馬淵優佳さんが、10日間の発酵生活を実践したそうです。
朝:甘酒、ナタデココヨーグルト
日中:水分補給にオススメ 健康発酵飲料
ハチミツ:酢を1:1で煮立てたのを、水で20倍に薄めて飲む。
夜:水キムチ
これで、お通じが良くなり肌状態もよくなったのだそうです。
以上、発酵について興味が出てくる回でした!