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ゴールデンカムイ福岡展

先日、福岡アジア美術館のゴールデンカムイ展に行ってきました。

平日の金曜日だったので人も少ないかと思ったんですが、なかなかの人の入り!
さすが人気のゴカムですね。

当日の9時半更新のゴールデンカムイ福岡展公式Twitterを見て当日券があると分かり、行きました。
私のように当日券を買おうと思っている方は、ぜひゴカム福岡展公式Twitterを確認しましょう。
日によっては、当日券がない時間帯があります。

あと金曜日にもらえる来場記念のミニ色紙は尾形だと知り(どなたかのtwitterで)喜んでウキウキ行ったのですが、実際もらったのは白石でした…
いやもうアシリパさんじゃないけど「し〜ら〜い〜し〜(# ゚Д゚)!!!」って心のなかで叫びましたよね…
そんなところも白石らしい…(憎めない‥だまされちゃったねえ〜っピュウ☆て顔してる(ように見える)白石‥憎めない‥)
福岡展は後半なので尾形色紙がもう少なかったからなのか?曜日が変わったのか?
あくまで無料配布なので、その辺は不明です。

展示は大きめの原稿(手描きではありません)やアイヌの民芸品、銃のレプリカなど、ゴールデンカムイの世界をより立体的に際立たせ、より身近に感じさせてくれる展示でした。

ゴールデンカムイは出てくるキャラクターがみんな魅力的ですが、こうした実際の歴史に基づき詳細に物語に織り込んでいるのも大きな魅力ですよね。
色んなことを学ばせてくれる漫画でありながら、ムキムキマッチョさんがいっぱい出てくる…乙女な部分もある…緩急がありすぎですよね!
魅力が止まらない!

そしてアイヌの人々の民芸がたくさん見れてとても良かったです!
福岡まで来てくれてありがとう!!
紋様がとても美しく、やはりヨーロッパとかロシアからきた流れなのかなと思いました。

マキリ(小刀)も素晴らしかったです。
親達が子のために作ってくれるんですよね。
マンガという2次元で見た物が3次元で見れる喜び!
どのマキリも素晴らしかったですが、
チカパシのマキリが凝っていて驚きました。(展示は浦川太八さんが制作されています。)
桜の皮と鹿の角とアキレス腱で作られています。粋な感じですね。
チカパシは親が病気で亡くなっておりお爺さん(!)もおらず、身寄りがいないのですが、そのような立派なマキリを託したことは深い愛情があったのだなと思いをはせました。

そしてもう一つ。
有古力松/イポプテのマキリもすごかったです。
こちらは藤戸幸夫さんが制作された物が展示されており、それを野田サトル先生がモデルに、有古力松/イポプテのマキリとして作中で出てきました。

大きさは他のマキリよりも大きく、野田サトル先生のコメントにも「このような大きなマキリはなかなかありません」と書かれています。

形もゆったりして柔らかな曲線を描いています。
魚のような生き物のような雰囲気があり美しいです。

そして刻まれた紋様がまた美しいです。
紋様に魚の眼のような部分があるので生き物のように見えるのでしょうね。
また小さな小さな彫りがたくさんあるんですがそれがとても均一で!
これが彫れるだけでも相当な技術ではないのでしょうか。

マキリは木なので最初は白いんですが、使っていくうちに茶色く変色していきます。
このマキリも長年使って飴色に変わり、まるで革でできているかのような雰囲気になっていました。

素晴らしいものが見れて嬉しくなりました。
作中でも有古力松/イポプテのマキリは重要な役割があります。

本当にそれが実際に見れるのは不思議な感覚になりますね。

今回はゴールデンカムイ福岡展についてでした。
ゴカムは今アニメで新期スタート、実写映画化が決まっているので、
最終回の後も存分に楽しめて嬉しいですね!
ゴカム福岡展は11月27日までです!